ブーバー【Martin Buber】
[1878〜1965]オーストリア生まれのユダヤ人哲学者。ハシディズムの復興に尽くし、ユダヤ・アラブ両民族の共存に努めた。著「我と汝」など。
プイグ【Manuel Puig】
[1932〜1990]アルゼンチンの小説家。登場人物の会話や日記・手紙などのコラージュを用い、社会的弱者や抑圧された人々を描く。作「蜘蛛女のキス」ほか。
プランク【Max Karl Ernst Ludwig Planck】
[1858〜1947]ドイツの理論物理学者。熱放射を理論的に研究し、プランク定数を導入、量子仮説を提唱して量子論への道を開いた。1918年ノーベル物理学賞受賞。
プラーツ【Mario Praz】
[1896〜1982]イタリアの英文学者・文筆家。美術と文学に関する収集家としても有名。代表作は「肉体と死と悪魔—ロマンティック・アゴニー」。他に「蛇との契約」など。
プルースト【Marcel Proust】
[1871〜1922]フランスの小説家。独自の手法で、人間存在と外界との相関、意識や記憶の本質を追求した長編小説「失われた時を求めて」は、20世紀文学に大きな影響を与えた。
ペリー【Matthew Calbraith Perry】
[1794〜1858]米国の海軍軍人。東インド艦隊司令長官として、嘉永6年(1853)軍艦4隻を率いて浦賀に来航。日本に開国をせまり、翌年再び来航、日米和親条約を締結した。著「日本遠征記」。ペルリ。
ペルツ【Max Ferdinand Perutz】
[1914〜2002]英国の生化学者。オーストリア生まれ。X線回折によってヘモグロビンの三次元構造を明らかにした。1962年ノーベル化学賞受賞。
ホルクハイマー【Max Horkheimer】
[1895〜1973]ドイツの哲学者。フランクフルト学派の指導者。米国に亡命し、第二次大戦後、帰国。批判理論によって伝統的理論を批判。著「啓蒙の弁証法」(アドルノとの共著)「批判的理論」「道具的...
ボイアルド【Matteo Maria Boiardo】
[1441〜1494]イタリアの詩人。騎士道物語詩「恋するオルランド」(未完)の著者。
ポンパドール【Madame de Pompadour, Jeanne Antoinette Poisson】
[1721〜1764]フランス国王ルイ15世の愛人。社交界では才知と美貌(びぼう)をもって知られ、宮廷入りしてからは政治上でも重要な地位を占めた。また芸術や文学などを厚く保護し、ボルテール・デ...