ウィルキンズ【Maurice Hugh Frederick Wilkins】
[1916〜2004]英国の生物物理学者。ニュージーランド生まれ。DNA結晶のX線写真撮影に成功し、その構造を決定。1962年、ワトソン、クリックとともにノーベル生理学医学賞を受賞。第二次大戦中...
エッシャー【Maurits Cornelis Escher】
[1898〜1972]オランダの版画家。位相幾何学の原理をヒントに、現実にはありえない錯視的空間を精密に描いた。
エルゾーグ【Maurice Herzog】
[1919〜2012]フランスの登山家。1950年、ヒマラヤ遠征隊長としてアンナプルナの登頂に成功し、世界初の8000メートル峰登頂者となった。登頂記「処女峰アンナプルナ」は世界的なベストセラー...
センダック【Maurice Sendak】
[1928〜2012]米国の絵本作家。子供の内面を描いた作品で知られ、「かいじゅうたちのいるところ」は世界的なベストセラーとなった。他に「まよなかのだいどころ」「まどのそとのまたむこう」など。
トレーズ【Maurice Thorez】
[1900〜1964]フランスの政治家。フランス共産党書記長。人民戦線の結成に尽力。第二次大戦中はソ連に亡命、帰国後、副首相兼国務相に就任。自伝「人民の子」。
ドニ【Maurice Denis】
[1870〜1943]フランスの画家。ゴーギャンの影響下に結成されたナビ派の中心となる。のち多数の宗教画を描いた。作「聖歌」など。
ブラマンク【Maurice de Vlaminck】
[1876〜1958]フランスの画家。フォービスムの画家として激しい筆触と強烈な色彩とを用いたが、のち暗い色調に転じた。風景画が多い。
ブランショ【Maurice Blanchot】
[1907〜2003]フランスの評論家・小説家。幻想的な作風で知られる。バタイユとの交流も有名。評論「来るべき書物」「文学空間」「災厄のエクリチュール」、小説「謎の男トマ」など。
マクミラン【Maurice Harold Macmillan】
[1894〜1986]英国の政治家。1957年、保守党内閣の首相となり、英国の威信回復と東西冷戦の緩和に努めた。1963年辞任。政界引退後は出版社マクミランの会長。
メルロ‐ポンティ【Maurice Merleau-Ponty】
[1908〜1961]フランスの哲学者。後期フッサールの現象学に強い影響を受け、人間的主体としての身体をありのままに記述する独自の現象学を展開した。著「行動の構造」「知覚の現象学」「シーニュ」など。