ネクラーソフ【Nikolay Alekseevich Nekrasov】
[1821〜1878]ロシアの詩人・ジャーナリスト。農奴解放を呼びかける一方、進歩的雑誌「同時代人」「祖国雑記」を編集。長編叙事詩「ロシアはだれに住みよいか」「デカブリストの妻」など。
ノビコフ【Nikolay Ivanovich Novikov】
[1744〜1818]ロシアの批評家・ジャーナリスト。風刺雑誌を刊行し、農奴制の批判など広範な啓蒙(けいもう)活動を行った。
ノルデンシェルド【Nils Adolf Erik Nordenskjöld】
[1832〜1901]スウェーデンの鉱物学者・探検家。フィンランド生まれ。スピッツベルゲン・グリーンランドやエニセイ河口を探検し、地質を調査。1878〜1880年、欧亜大陸北方を回航する北東航路...
ハルトマン【Nicolai Hartmann】
[1882〜1950]ドイツの哲学者。初め新カント学派に属して認識論を研究したが、フッサールの現象学の影響を受けて存在論を哲学の中心と考えるようになり、独自の批判的存在論を提唱した。著「認識の形...
パガニーニ
《Niccolò Paganini》[1782〜1840]イタリアのバイオリン奏者・作曲家。ロマン主義音楽の名人芸的演奏の先駆者で、その技巧は秘術的とさえいわれた。作品にバイオリン曲「二十四の...
フルシチョフ【Nikita Sergeevich Khrushchyov】
[1894〜1971]ソ連の政治家。スターリン死後、ロシア共産党第一書記に就任。1956年の党大会でスターリン批判を行い、1958年からは首相を兼任して平和共存路線を推進したが、中国との関係は悪...
ブハーリン【Nikolay Ivanovich Bukharin】
[1888〜1938]ソ連の政治家・経済学者。十月革命に参加。党中央委員、コミンテルン議長、「プラウダ」紙編集長として活躍。スターリンと対立して粛清された。
ブルガーニン【Nikolay Aleksandrovich Bulganin】
[1895〜1975]ソ連の政治家。ボリシェビキ党に入党。1955年のマレンコフ解任後、首相となり平和共存外交を進めたが、1958年に失脚。
ブルバキ【Nicolas Bourbaki】
1934年ごろ設立したフランスの若い数学者集団のペンネーム。のちに他国人も参加。1939〜69年刊行の「数学原論」全33巻を共同執筆。構造の概念を数学的に定式化し、数学の基礎的諸部門を体系的に記...
プルジェバリスキー【Nikolay Mikhaylovich Przheval'skiy】
[1839〜1888]ロシアの軍人・探検家・地理学者。ウスリーや中央アジアなどを探検し、動植物資料をも収集。ジュンガルでモウコノウマを発見。著「ウスリー紀行」など。プシバルスキー。