ウェルフェル【Franz Werfel】
[1890〜1945]オーストリアの詩人・劇作家・小説家。表現主義の立場で、人類愛の精神にあふれた作品を書いた。叙情詩集「世界の友」、戯曲「鏡人」、小説「ベルディ」など。
オッペンハイマー【Franz Oppenheimer】
[1864〜1943]ドイツの社会学者。ナチスに追放され、米国に亡命。社会主義的国家論を主張。著「社会学大系」「国家論」。
カフカ【Franz Kafka】
[1883〜1924]プラハ生まれの小説家。ドイツ語で作品を書いた。実存主義文学の先駆者。人間存在の不条理を、異常な事件にからませて写実的文体で描いた。作「変身」「審判」「城」「アメリカ」など。
グラナダ【Fray Luis de Granada】
[1505〜1588]スペインの宗教思想家。ドミニコ会士。主著「罪人の導き」は、慶長4年(1599)日本でも「ぎやどぺかどる」の題名で翻訳、出版された。
シューベルト【Franz Peter Schubert】
[1797〜1828]オーストリアの作曲家。初期ロマン派を代表するドイツ歌曲作曲家で、詩と音楽の内的、芸術的融合を果たした。作品に連作歌曲「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」、「未完成交響曲」、ピア...
スッペ【Franz von Suppé】
[1819〜1895]オーストリアの作曲家。軽快で明朗なオペレッタを多数作曲した。作品に「詩人と農夫」「軽騎兵」など。
メーリング【Franz Mehring】
[1846〜1919]ドイツの社会主義者・歴史家・文芸理論家。1891年、社会民主党に入党、機関誌「新時代」の編集を担当。マルクス主義理論家として党左派に属し、のちスパルタクス団・共産党の結成に...
リスト【Franz Liszt】
[1811〜1886]ハンガリーの作曲家・ピアノ奏者。ピアノの卓絶した演奏技巧を開拓、また、標題音楽の形式を確立して多くの交響詩を作曲した。作品に交響詩「前奏曲」、ピアノ曲「ハンガリー狂詩曲」など。
リスト【Franz von Liszt】
[1851〜1919]ドイツの刑法学者。応報刑主義を批判して、目的刑主義や主観主義刑法理論を展開。また、刑事政策・社会政策の重要性を説いた。著「ドイツ刑法教科書」など。
レハール【Franz Lehár】
[1870〜1948]オーストリアの作曲家。各地で軍楽隊の指揮者をつとめ、のち、ウィーンオペレッタの作曲家として名声を得た。作品に「メリーウィドー」「金と銀」など。