ユスティニアヌス【Justinianus】
(1世)[483ころ〜565]東ローマ帝国皇帝。在位527〜565。皇后テオドラや名将ベリサリウスらに補佐されて、ゴート・バンダル両王国を討ってローマ帝国の旧領を回復。絹織物業を興し、聖ソフィア...
ユダ【Judas】
イエスの十二使徒の一人。イスカリオテのユダとよばれる。イエス・使徒たち一行の会計係を務めたが、祭司長らに銀貨30枚でイエスを売り、のち、悔悟して自殺。生没年未詳。
ユリウス【Julius】
⇒カエサル
ヨハネ【Juan de La Cruz】
[1542〜1591]スペインのキリスト教神秘家。テレサ=デ=ヘススのカルメル会改革運動に参加。十字架のヨハネ。著「カルメル山登攀」など。
ラフォルグ【Jules Laforgue】
[1860〜1887]フランスの詩人。象徴派に属し、自由詩の創始者の一人。詩集「最後の詩」、散文「伝説的教訓劇」など。
ラ‐メトリ【Julien Offroy de La Mettrie】
[1709〜1751]フランスの哲学者・医師。デカルトの影響を受けて「人間機械論」を発表、唯物論的、無神論的思想を説いた。ほかに「霊魂の自然誌」など。
リービッヒ【Justus Freiherr von Liebig】
[1803〜1873]ドイツの化学者。有機化合物の定量分析法を考案し、基(き)の理論の発展に寄与。生化学では動植物の栄養を研究し、人工肥料を作った。また、学生実験室を創設して、近代的化学教育に貢...
ルナール【Jules Renard】
[1864〜1910]フランスの小説家・劇作家。鋭い観察眼と独自のユーモア・詩情を特色とする。小説「にんじん」、戯曲「別れも愉(たの)し」のほか、「博物誌」「日記」など。
ルメートル【Jules Lemaître】
[1853〜1914]フランスの批評家。フランスにおける印象批評の代表者。著「現代作家論」「演劇印象集」など。
ルルフォ【Juan Rulfo】
[1918〜1986]メキシコの小説家。ラテンアメリカの重要な作家の一人で、長編「ペドロ=パラモ」、短編集「燃える平原」などがある。