アントニウス【Marcus Antonius】
[前82〜前30]ローマの政治家・軍人。カエサルの部将としてガリア遠征で活躍。カエサルの没後、オクタビアヌス・レピドゥスとともに第2回三頭政治を行った。のちエジプトの女王クレオパトラと結ばれたが...
キケロ【Marcus Tullius Cicero】
[前106〜前43]古代ローマ随一の雄弁家・政治家。執政官のとき、カティリナの陰謀を事前に発見、元老院から「祖国の父」の称号を受けた。共和主義者でカエサルに対立、その死後はアントニウスに反対して...
クインティリアヌス【Marcus Fabius Quintilianus】
[35ころ〜95ころ]古代ローマの修辞学者・教育者。弁論術教育に貢献。著「弁論術教程」。
クラッスス【Marcus Licinius Crassus】
[前112ころ〜前53]古代ローマの政治家。巨富をなしたことで知られる。ポンペイウス・カエサルとともに、第一次三頭政治を行った。パルティア遠征中に戦死。
ネルワ【Marcus Cocceius Nerva】
[30〜98]ローマ皇帝。在位96〜98。二度執政官(コンスル)をつとめ、元老院の推薦により即位。元老院との協調の下に善政をしいた。ローマ五賢帝の一人。ネルバ。
ブルートゥス【Marcus Junius Brutus】
[前85〜前42]古代ローマの政治家。カエサル暗殺の首謀者。アントニウスらと戦って敗れ、自殺した。ブルータス。
マルクス‐アウレリウス‐アントニヌス【Marcus Aurelius Antoninus】
[121〜180]古代ローマの皇帝。在位161〜180。五賢帝の最後の皇帝。辺境諸種族との戦いに奔走する一方、ストア学派の哲学者としても知られ、哲人皇帝と称された。著「自省録」。
マルコ‐ポーロ【Marco Polo】
[1254〜1324]イタリアの旅行家。1271年陸路で中国に向かい、元の上都に到着。フビライに厚遇されて17年間滞在し、各地を旅行。1295年に海路でベネチアに帰国。のちジェノバとの戦争で捕虜...
ルカヌス【Marcus Annaeus Lucanus】
[39〜65]ローマの詩人。スペイン生まれ。ストア派哲学者セネカの甥。皇帝ネロに愛されたが、のち背いて暗殺に加担し、死を命ぜられた。未完の叙事詩「内乱(パルサリア)」10巻がある。
レピドゥス【Marcus Aemilius Lepidus】
[?〜前13]古代ローマの政治家。アントニウス・オクタビアヌスと第二次三頭政治を行ったが、前36年オクタビアヌスと対立、引退させられた。