くまがい‐もりかず【熊谷守一】
[1880〜1977]洋画家。岐阜の生まれ。フォーブ的な画風から単純化された色面構成の独自の画境を開く。
ジャコメッティ【Alberto Giacometti】
[1901〜1966]スイスの彫刻家・画家。シュールレアリスム運動に参加。針金のように細長く単純な人体構成により、人間の実存的な不安と孤独を表現した。
ちょうかい‐せいじ【鳥海青児】
[1902〜1972]洋画家。神奈川の生まれ。本名、正夫。春陽会会員、のち脱会して独立美術協会会員。単純な構成、渋い色調の重厚なマチエールにより雅趣に富む画風を確立。
ブランクーシ【Constantin Brancusi】
[1876〜1957]ルーマニアの彫刻家。パリに定住。事物の本質、根源的生命力を追求することで極度に単純な抽象形態に到達。現代彫刻に多大な影響を与えた。作「空間の中の鳥」など。
マチス【Henri Matisse】
[1869〜1954]フランスの画家。フォービスムの代表的画家として活躍。のち、色彩・フォルム・描線の単純化・装飾化によって独自の絵画空間を構築し、現代美術に多大の影響を与えた。マティス。
ルオー【Georges Rouault】
[1871〜1958]フランスの画家。黒く太い輪郭線、単純な形態、深く輝くような色彩を特色とする。