イシャウッド【Christopher Isherwood】
[1904〜1986]英国の小説家。1929年から4年間オーデンとともにドイツに滞在、のちロンドンに戻る。ナチス台頭直前のヨーロッパを描いた記録文学風の作品で知られる。オーデンとの合作の詩劇もあ...
うちだ‐ぎんぞう【内田銀蔵】
[1872〜1919]経済史学者。東京の生まれ。京大教授。日本経済史研究の開拓者。日本史研究の近代的学風を確立。著「日本近世史」「経済史」など。
さかぐち‐たかし【坂口昂】
[1872〜1928]歴史学者。京都の生まれ。京大教授。欧州各国に留学。ランケの学風を受け継ぎ、世界史的視野で歴史学を論じた。著「概観世界思潮」「ルネサンス史概説」など。
なかい‐りけん【中井履軒】
[1732〜1817]江戸中期の儒学者。大坂の人。名は積徳。甃庵(しゅうあん)の次男。兄竹山とともに五井蘭洲に学び、折衷主義的で自由な学風を樹立した。著「七経逢原」「年成録」など。
ゆ‐えつ【兪樾】
[1821〜1906]中国、清末の考証学者・文人。徳清(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は蔭甫(いんほ)。号、曲園。王念孫・王引之父子の学風を継ぎ、経書・諸子を研究。著「群経平議」「古書疑...