たかた‐やすま【高田保馬】
[1883〜1972]社会学者・経済学者。佐賀の生まれ。京大教授。人々の結合を重視する立場から社会関係を分析。唯物史観に次ぐ社会学史観を提起。著「社会学原理」「勢力論」など。
ヒルベルト【David Hilbert】
[1862〜1943]ドイツの数学者。代数的整数論・幾何学基礎論・積分方程式論など広い分野で貢献。1900年パリの国際数学者会議で23の未解決の問題を提起し、20世紀の数学発展に示唆を与えた。
ピレンヌ【Henri Pirenne】
[1862〜1935]ベルギーの歴史家。民族の大移動をもって古代と中世とを分ける伝統的時代区分に対し、イスラムが地中海を制覇した8世紀中葉以降に真の中世が始まるとする、いわゆる「ピレンヌ‐テーゼ...
ポッパー【Karl Raimund Popper】
[1902〜1994]オーストリア生まれの英国の哲学者。科学方法論を「反証可能性」の理論によって展開。また、漸次的な社会工学の理念を提起した。著「科学的発見の論理」「歴史主義の貧困」など。ポパー。