いけうち‐ひろし【池内宏】
[1878〜1952]東洋史学者。東京の生まれ。東大教授。朝鮮・満州史および朝鮮の遺跡調査に業績がある。著「満鮮史研究」など。
いとう‐ちゅうた【伊東忠太】
[1867〜1954]建築学者。山形の生まれ。東大教授。日本の古建築や中国・インドの遺跡を調査し、建築史学を樹立。明治神宮・平安神宮・築地本願寺などを設計。文化勲章受章。著「法隆寺建築論」など。
エバンズ【Arthur John Evans】
[1851〜1941]英国の考古学者。クレタ島にあるクノッソスの宮殿遺跡を発掘、クレタ文明の研究に功績をあげた。
おおが‐いちろう【大賀一郎】
[1883〜1965]植物学者。岡山の生まれ。昭和26年(1951)、千葉市花見川区の検見川(けみがわ)遺跡から約2000年前のハスの実を発掘し、発芽・開花させることに成功した。→大賀蓮
コズロフ【Pyotr Kuz'mich Kozlov】
[1863〜1935]ロシアの探検家。中央アジア各地を探検し、西夏の遺跡ハラホトなどの古墳・遺跡を発見。カズロフ。
せきの‐ただし【関野貞】
[1868〜1935]建築家・建築史家。新潟の生まれ。東大教授。日本・朝鮮・中国各地の古建築・遺跡・古美術を広く調査・研究し、建築史・美術史・考古学に大きな業績を残した。様式史的観点から法隆寺非...
たちばな‐ずいちょう【橘瑞超】
[1890〜1968]探検家。愛知の生まれ。浄土真宗本願寺派僧侶。大谷光瑞(こうずい)探検隊の第2次・第3次中央アジア探検に参加し、敦煌(とんこう)などの遺跡を発掘。ウイグル文字の解読にも成功し...
ヘディン【Sven Anders Hedin】
[1865〜1952]スウェーデンの地理学者・探検家。1893年以来、数回にわたって中央アジア・チベットを探検。楼蘭(ろうらん)遺跡やトランス‐ヒマラヤ山脈を発見し、ロブノールの周期移動を確認した。
ラッフルズ【Thomas Stamford Raffles】
[1781〜1826]英国の植民地行政官。1811年ジャワ遠征に成功し、占領して副総督となる。任期中にボロブドゥール遺跡などを調査した。1819年シンガポール島を獲得し、貿易基地を建設して自由港...
リーキー【Louis Seymour Bazett Leakey】
[1903〜1972]英国の古生物学者・人類学者。ケニア生まれ。1931年以来タンザニアのオルドバイ渓谷で発掘を続け、59年にアウストラロピテクス‐ボイセイを発見したほか、多数の霊長類化石を発見...