縁辺（えんぺん）とは？意味・読み方・使い方

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えん‐ぺん【縁辺】
の解説

１物のまわり。物の周縁部。また、一国の周辺。

２縁故のある人・家。特に血縁・婚姻による親族関係。
1. 「—の事なれば妻娘 (つまこ) をも呼びて」〈露伴・風流魔〉

３結婚すること。また、縁づかせること。
1. 「娘の—の事に就きましても…御心配を願いましたそうで」〈漱石・吾輩は猫である〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

縁辺の前後の言葉

縁辺の例文(10)

出典：青空文庫

･･･……あんたは御縁辺であらっしゃるかの。」「お上人様。」　裾冷く、･･･泉鏡花「夫人利生記」
･･･をやっているのを僕は縁辺に腰をかけたまま聴いていました。『お栄さ･･･国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」
･･･三　縁辺に席を与えて、まず麦湯一杯、それから一曲を所望した。自分･･･国木田独歩「女難」

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