団扇を上げる
相撲で、行司が勝った力士に軍配団扇を上げる。転じて、競争者を比較して、いずれかをすぐれていると認める。軍配を上げる。「今回は若手のアイデアに—・げたい」
うちわえび【団扇海老】
十脚目ウチワエビ科のエビ。海の砂泥底にすむ。体長17センチくらい、紫褐色。頭胸部は扁平で団扇形、第2触角も平たい。甲羅の表面はざらつき、縁は鋸歯 (きょし) 状。日本中部からオーストラリアにかけて分布。食用。
うちわげんか【内輪喧嘩】
[名](スル)「内輪揉 (も) め」に同じ。
うちわサボテン【団扇サボテン】
サボテン科植物のうち、茎が平たい円盤状などになっているもの。
うちわだいこ【団扇太鼓】
一枚革を丸く張り、柄をつけて団扇の形にこしらえた太鼓。日蓮宗で題目を唱えるときにたたく。
うちわばなし【内輪話】
家族や仲間内などに関する話。また、他人に知られたくない内々の話。
うちわもめ【内輪揉め】
[名](スル)一家親族の間のけんか。また、仲間どうしの争い。うちわげんか。
うちわやんま【団扇蜻蜓】
サナエトンボ科のトンボ。体長7センチくらい。体は黒く、胸部前方に逆八字形の黄色紋があり、腹部の第8節に団扇状の突出物がある。幼虫は腹部全体が扇状で扁平。
うちわわれ【内輪割れ】
内輪もめのため、内部に対立が生じて分裂すること。仲間割れ。