おんなさんのみや【女三の宮】
第3皇女。 源氏物語に登場する女性。朱雀院 (すざくいん) の第3皇女。院の計らいで光源氏の妻となるが、柏木と密通し、薫(薫大将)を産んだのを恥じて出家する。入道の宮。にょさんのみや。
おんなししょ【女四書】
女性のための教訓書4種を集めたもの。 1 江戸前期に辻原元甫 (つじはらげんぽ) が和訳した「女誡 (じょかい) 」「女論語」「内訓」「女孝経」の4種。明暦2年(1656)刊。 2 中国、清代に王晋升 (おうしんしょう) (王相)が編修した「女誡」「女論語」「内訓」「女範」の4種。康熙 (こうき) 年間(1662〜1722)成立。のちに、西坂天錫 (にしざかてんしゃく) が和訳。
おんなしばい【女芝居】
女だけで演じる芝居。また、その劇団。
おんなじまん【女自慢】
1 女が、自分の容色の美しさを誇ること。 2 男が、自分の妻や恋人を自慢すること。⇔男自慢。
おんなしゅう【女衆】
1 大勢の男女が集まった中の、女の人たち。おなごしゅう。おんなしゅ。⇔男衆。 2 下女。女中。おなごしゅう。おんなしゅ。⇔男衆。
おんなしょうがつ【女正月】
《この日に女が年賀に出向くところから》正月15日のこと。《季 新年》
おんなじょうるり【女浄瑠璃】
女の語る浄瑠璃。また、語る女。江戸初期に流行したが、寛永年間(1624〜1644)に禁止された。江戸中期以降は女義太夫をさす。
おんなじょたい【女所帯/女世帯】
女だけで構えている所帯。⇔男所帯。
おんなずき【女好き】
1 男の容姿・気質などが女の好みに合うこと。「—のする顔」⇔男好き。 2 男が、女との情事を好むこと。また、そのような男。
おんなずもう【女相撲】
女が相撲をとること。また、女の相撲とり。