かいかぜんせん【開花前線】
同一の植物の開花日が同じ地点を地図上で1本の線で結んだもの。天気図の前線に似るところからいい、春の北上を示す。桜(染井吉野)・梅・椿 (つばき) などについて観測している。→桜前線
かいかどんぶり【開化丼】
どんぶり飯に、牛肉とタマネギの卵とじをのせたもの。明治初期に入ってきたタマネギと、一般に禁忌だった牛肉を新しく使ったところからいう。
かいかは【開化派】
朝鮮の李朝末期、清からの独立と明治維新にならった改革を目標とした政治的党派。1882年の壬午 (じんご) の変後、金玉均・朴泳孝らを中心に結成。守旧派(事大党)と対立し、1884年、独立を目ざして甲申事変を起こしたが失敗。独立党。
かいかホルモン【開花ホルモン】
植物の茎の先端に作用し、花芽形成を起こさせるホルモン。花成素。花成ホルモン。
かいかよそう【開花予想】
その年に初めて花が咲く日の予想。特に、ソメイヨシノの花についていう。→桜前線
かいかび【開花日】
1 その草木の花が咲いた日。 2 気象庁の生物季節観測で、タンポポやススキなど規定の植物の花が咲いた日。多くは標本木を決めて観測される。例えばサクラ(ソメイヨシノ)では、標本木で5、6輪以上の花が開いた状態になった日を開花日とする。→満開日