かいこが【蚕蛾】
鱗翅 (りんし) 目カイコガ科のガ。全身白色で胴が太く、翅 (はね) をもつが飛ぶことはできず、口も退化している。繭を作ってから20日余りで繭に穴をあけて出て、すぐ交尾に入り卵を産む。寿命は1週間ほど。蚕の蝶 (ちょう) 。さんが。《季 夏》→蚕
かいこだな【蚕棚】
1 蚕を飼う平たい籠 (かご) を載せる棚。《季 春》 2 何層かの棚状につくられた寝台。
かいこにん【開口人】
能で、最初に出て口を開く者。主としてワキの役。かいこうにん。
かいこのうじばえ【蚕の蛆蠅】
ヤドリバエ科のハエ。体長約1.5センチ。体は黒色で、腹の側部は赤褐色。桑の葉に卵を産み、それを食べた蚕に寄生し、蚕がさなぎになってから繭に穴をあけて出る。蠁蛆 (きょうそ) 。
かいこよこく【解雇予告】
労働基準法上、使用者が労働者を解雇する場合、少なくとも30日前にしなければならない解雇の予告。これをしないときには30日分以上の平均賃金の支払い義務が使用者に生じる。
かいころく【回顧録】
過去の思い出などを書いたもの。
かいこきせい【解雇規制】
使用者(雇用主)が労働者を自由に解雇することを制限する法的規則。労働契約法において、解雇は、客観的に合理的な理由がなく、社会通念上相当と認められない場合、使用者が権利を乱用したものとして無効とする、と規定している。
かいこてん【回顧展】
美術で、特定の作家を取り上げ、全生涯における作品や活動を総覧する展覧会。レトロスペクティブ。