かがくえいせい【科学衛星】
宇宙空間に関する科学的観測を目的とする人工衛星。高層大気や電離層の観測・調査、月や惑星の探査、大気圏外からの天体観測などを行っている。
かがくエネルギー【化学エネルギー】
化学結合によって物質内部に保有されているエネルギー。化学変化に際して、熱・光・電気などのエネルギーに変わる。
かがくかた【歌学方】
江戸幕府の職名。和歌に関する学問をつかさどった。元禄2年(1689)北村季吟・湖春の父子が任ぜられ、その後は北村家の世襲となる。
かがくがん【化学岩】
堆積岩 (たいせきがん) の一。海水・湖水などに溶けていた物質が、化学的に沈殿してできた岩石。石灰岩・チャート・石膏 (せっこう) ・岩塩など。化学的沈殿岩。
かがくきかい【化学機械】
化学工業で使われる機械。耐酸耐薬品ポンプ・粉砕機・混合機・攪拌 (かくはん) 機・遠心分離機など。普通には、蒸留塔・乾燥器・反応槽などの装置も含めていう。
かがくきごう【化学記号】
物質を化学的に表す記号。主に元素記号をいう。
かがくぎじゅつきほんけいかく【科学技術基本計画】
総合科学技術・イノベーション会議が策定する国の科学技術振興政策の基本計画。科学技術基本法に基づき5年ごとに策定。第1期は平成8年度に始まった。
かがくぎじゅつしんこうきこう【科学技術振興機構】
科学技術基本計画の実施における中核的な役割を担う国立研究開発法人。科学技術情報の提供(文献情報データベースサービスJDreamⅡ)や、科学技術に関する理解増進、戦略的国際活動などの推進を図っている。昭和32年(1957)、日本科学技術情報センター(JICST)として設立。科学技術振興事業団を経て、平成15年(2003)独立行政法人化。本部は埼玉県川口市。JST(Japan Science and Technology Agency)。
かがくぎじゅつしんこうじぎょうだん【科学技術振興事業団】
科学技術振興のための基盤整備と先端的・独創的な研究開発の推進ならびに科学技術理解増進事業の推進を目的として、日本科学技術情報センターと新技術事業団を統合し、平成8年(1996)設立された文部科学省所管の特殊法人。内外の科学技術情報の収集・分類・提供、国際研究交流、科学技術に関する試験研究への支援、科学技術知識の普及・国民理解の増進、新技術の創製に資する基礎的研究とその成果の普及などの業務を行った。平成15年(2003)、独立行政法人化により科学技術振興機構に改組。→科学技術振興機構
かがくぎじゅつちょう【科学技術庁】
科学技術の振興を図り、科学技術に関する行政を総合的に推進して国民経済の発展に寄与することを主たる任務とした国の行政機関。昭和31年(1956)総理府の外局として設置、平成13年(2001)文部省と統合されて文部科学省となった。