かしたんぽじょうこう【瑕疵担保条項】
破綻した旧長銀と旧日債銀が一時国有化の後、売却された際に、買い手との契約に盛り込まれた条項。両行がもつ特定の債務者への貸出債権の価値が、3年(または3年1か月)以内に2割以上下がった場合に、当初の評価額で国が買い取ることを義務づけた。両行は、債務者が破綻しても自らの債権は国から回収できるため、貸し剝がしを助長した。
かしたんぽせきにん【瑕疵担保責任】
売買などの有償契約で、その目的物に通常の注意では発見できない欠陥がある場合に、売り主などが負うべき賠償責任。→製造物責任
かしとうじ【菓子杜氏】
《酒造りの職人を杜氏 (とうじ) というところから》菓子を作る職人。「船橋(=江戸ノ菓子店ノ名)を渡って来たと—」〈柳多留・九二〉
かしパン【菓子パン】
甘く味をつけたり、中にあん・クリーム・ジャムなどを入れたりして作ったパン。日本独特のものも多い。
かしパンうに【菓子パン海胆】
カシパン科のウニの総称。浅海の砂泥底にすむ。体は平たい円盤状で、表面のとげはごく短く細い。房総半島から台湾にかけて分布。ハスノハカシパン・スカシカシパンなど。
かしほけん【嫁資保険】
女子の結婚資金の積み立てを目的とした保険。結婚適齢期になったころに保険金が支払われる、生存保険の一つ。→婚資保険 [補説]平成29年(2017)7月現在、嫁資保険という名称の保険商品は、日本国内には存在しない。
かしや【菓子屋】
菓子を製造・販売する店。また、その職業。
かしりょう【菓子料】
1 菓子に代わるものとして贈る金銭。 2 菓子を買う代金。
かしか【可視化】
[名](スル) 1 人の目には見えない事物や現象を、映像やグラフ・表などにして分かりやすくすること。見える化。ビジュアライゼーション。ビジュアリゼーション。「エネルギーの損失を—する」 2 警察官・検察官が被疑者を取り調べる状況を録音・録画し、当事者以外の関係者にも取り調べの内容を分かるようにすること。平成28年(2016)5月の刑事訴訟法改正法成立に伴い、裁判員裁判の対象となる事件や検察独自捜査事件を対象に、令和元年(2019)年までに導入される。見える化。 [補説]「可視化」「見える化」とも1990年代から使用が目立つ。ビジネス用語としては「見える化」、一般には「可視化」が多く使われる。→見える化
かしつかさ【菓子司】
和菓子屋、または菓子屋のこと。かしし。