かとうまど【火灯窓】
上部が尖頭アーチ状の窓。唐様建築に初めて使われた。源氏窓。花頭窓。
かとうみちお【加藤道夫】
[1918〜1953]劇作家。福岡の生まれ。文学座に入り、劇作・演出に当たったが、自殺。戯曲「なよたけ」「思ひ出を売る男」など。
かとうゆきこ【加藤幸子】
[1936〜2024]小説家。北海道の生まれ。本姓、白木。北京で暮らした少女時代を描いた「夢の壁」で芥川賞受賞。「尾崎翠 (おさきみどり) の感覚世界」で芸術選奨。他に「野餓鬼 (のがき) のいた村」「自然連祷 (れんとう) 」など。
かとうよしあき【加藤嘉明】
[1563〜1631]安土桃山時代の武将。三河の人。豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳 (しずがたけ) 七本槍の一。九州征伐、小田原征伐、文禄の役・慶長の役に従軍。関ヶ原の戦いには東軍につき、松山、のち会津の領主となった。
かとうよしろう【加藤芳郎】
[1925〜2006]漫画家。東京の生まれ。川端画学校などで学んだのち、庶民の生活を描いたナンセンス漫画で多くの読者の共感を得た。タレントとしても活動し、人気を集めた。代表作「オンボロ人生」「まっぴら君」など。
かとうれんにゅう【加糖練乳/加糖煉乳】
⇒コンデンスミルク
かとうは【加藤派】
自由民主党の派閥の一。宏池 (こうち) 会の平成10年(1998)から同14年における通称。会長は加藤紘一。同12年に加藤が森喜朗内閣不信任案に賛成の姿勢を見せたことから派は分裂。翌年に堀内光雄らがもう一つの宏池会を立ち上げた。→小里派 →堀内派
かとうばいばい【過当売買】
金融商品取引業者が、手数料収入を目的として、顧客に対して株式・債券・投資信託・デリバティブなどの多量・頻繁な取引を勧誘し行わせること。顧客の資力や投資目的にそぐわない取引を勧める行為は金融商品取引法に規定された適合性の原則に反する違法行為として、行政処分の対象となる。
かとうせい【可撓性】
物質が外力によって、しなやかにたわむ性質。たわみ性。撓性 (とうせい) 。