きせつかいゆう【季節回遊】
魚類などが、季節に応じて群をつくって移動すること。
きせつがた【季節型】
同一の種の動物が季節によって示す、形態や色彩の変異の型。年2回発生するチョウでは大きさ・模様が異なる春型・夏型があり、ライチョウでは羽色が異なる夏型・冬型がある。季節的変異。
きせつかんぜい【季節関税】
国内生産者を保護するため、果物や野菜などの輸入品について、特定の季節に限って高い税率で課する関税。
きせつせいかんじょうしょうがい【季節性感情障害】
⇒エス‐エー‐ディー(SAD)
きせつせいじょうどうしょうがい【季節性情動障害】
⇒エス‐エー‐ディー(SAD)
きせつちょうせい【季節調整】
月次または四半期ごとの統計指標において、天候や社会習慣などによる季節的な要因の影響を排除するため、元の数値に加える統計上の処理のこと。天候や気温、月間営業日数の違い、決算期やボーナス月特有の動きなどの影響を取り除くことで、データをより正確に比較・分析できるようになる。米国務省が開発した「X-12-ARIMA」という季節調整プログラムが広く利用されている。
きせつはずれ【季節外れ】
その季節にふさわしい状態から外れていること。「—の雪」
きせつびょう【季節病】
季節の変化に伴って周期的に悪化したり多発したりする病気。神経痛・リウマチなどの慢性病や、春先に多い喘息 (ぜんそく) 、夏の食中毒など。
きせつひん【季節品】
1年のうち、ある季節に限って売り出される品物。
きせつふう【季節風】
季節によって吹く方向を変える風。大陸と海洋の温度差が原因で起こり、平均して、冬は大陸から海洋に、夏は海洋から大陸に向かって吹く。東南アジアやインドに著しく、乾季・雨季を生じるもとになる。モンスーン。