きでんき【起電機】
摩擦や静電誘導などによって、電気を発生させる装置。誘導起電機など。
きでんたい【紀伝体】
歴史記述の一形式。本紀 (ほんぎ) (帝王の年代記)・列伝(臣下の伝記)・志(社会の現象)・表(年表や系譜など)から成るが、本紀と列伝が中心なのでこの名がある。「史記」に始まり中国の正史形式の標準となった。→編年体 →紀事本末体
きでんどう【紀伝道】
律令制の大学寮での四道の一。中国の史書・詩文を学ぶ学科。初め文章道 (もんじょうどう) とよばれたが、平安時代に入って紀伝道が公称となり、四科の中で最も重んぜられるようになった。
きでんはかせ【紀伝博士】
大学寮で紀伝道を教えた博士。
きでんりょく【起電力】
電流を生じさせる原動力。導体内の両極の電位差による。生じる原因には、電池の化学反応や光・熱・電磁誘導などがある。単位はボルト。動電力。