けんせいかい【憲政会】
大正5年(1916)、加藤高明を総裁として立憲同志会・中正会・公友倶楽部の三派合同により結成された政党。第二次護憲運動の中核となった。昭和2年(1927)政友本党と合流し、立憲民政党と改称。
けんせいかんせん【顕性感染】
細菌やウイルスなどの病原体の感染を受け、感染症状が現れた状態。→不顕性感染
けんせいきゅう【牽制球】
1 野球で、走者の盗塁を防いだり、塁を離れた走者をアウトにしたりするために、投手あるいは捕手がその塁を守る野手に投げるボール。「—で走者を刺す」 2 (比喩的に)相手に注意をうながし、勝手な動きをさせないようにするための行動や発言。「新市長に議会が—を投げる」
けんせいし【憲政史】
憲法の制定に基づいて行われる政治の沿革史。近代的議会制度による政治の歴史で、日本では大日本帝国憲法の施行以降をさす。「—上初の出来事」
けんせいとう【憲政党】
明治31年(1898)、大隈重信を総裁、板垣退助を内相とし、自由党・進歩党の合同により結成された政党。日本最初の政党内閣(隈板 (わいはん) 内閣)を組織したが、同年、憲政党と憲政本党に分裂。
けんせいのじょうどう【憲政の常道】
二大政党の党首が交互に首相となることを立憲政治の当然のあり方とする考え方。第一次護憲運動のとき、超然内閣に反対して主張された。
けんせいほんとう【憲政本党】
明治31年(1898)、憲政党の分裂により、旧進歩党系によって結成された政党。同43年、改組して立憲国民党となる。
けんせいようご【憲政擁護】
官僚政治または閥族政治に反対して、立憲政治を擁護すること。→護憲運動
けんせいいでん【顕性遺伝】
同時に発現することのない対立形質をもつ両親を交配させたとき、その一方の形質のみが発現する遺伝様式。⇔潜性遺伝。 [補説]かつては「優性遺伝」と称した。→優性[補説]
けんせいいでんし【顕性遺伝子】
対立遺伝子のうち、交配したときに形質を発現する遺伝子。ヘテロ接合体の場合、潜性遺伝子の働きを抑えて形質を発現する。優性遺伝子。→潜性遺伝子