こせきげんぽん【戸籍原本】
戸籍に関する事務を管掌する市町村長が最初に作成した戸籍。
こせきしょうほん【戸籍抄本】
戸籍の記載のうち、請求者の指定した部分だけを抜き写したもの。→戸籍謄本
こせきとうほん【戸籍謄本】
戸籍の記載の全部を写しとったもの。→戸籍抄本
こせきひっとうしゃ【戸籍筆頭者】
戸籍の最初に記載される者。原則として、婚姻の際に氏を改めなかった者が筆頭者となる。
こせきぼ【戸籍簿】
同一市町村内の戸籍を、地番号および戸籍筆頭者の五十音の順につづった帳簿。正副2通があり、正本は市役所・町村役場に備え、副本は法務局に保存される。
こせきほう【戸籍法】
各人の身分関係を明らかにするための戸籍の作成・手続きなどを定める法律。第二次大戦後、民法改正による家の制度廃止に伴い、昭和22年(1947)従来のものを全面改正。
こせきり【戸籍吏】
戸籍に関する事務を取り扱う吏員。旧制上の名称で、市区町村長をさす。
こせきとういつもじ【戸籍統一文字】
法務省が、戸籍などの電子化を目的として平成16年(2004)にまとめたデータベース。また、それに登録されている文字。戸籍に使用される約56000字の漢字について、字形・部首・読み・JISコード・ユニコードなどの情報をもたせたもの。→住基ネット統一文字