胡麻を擂る
他人にへつらって自分の利益を図る。「上役に—・る」→胡麻擂り[補説]
護摩を焚く
護摩の修法を行う。
ごまあえ【胡麻和え】
炒ったゴマをすり、砂糖・醤油などで味をつけたもので、野菜・魚介などをあえたもの。ごまよごし。
ごまあぶら【胡麻油】
ゴマの種子を絞ってとった油。料理のほか、髪油としても使われたことがある。
ごまあん【胡麻餡】
1 あんにすったゴマを加えたもの。 2 すったゴマを調味して、葛粉 (くずこ) を加えてとろみをつけたもの。
ごまがら【胡麻幹】
ゴマの種子をとったあとの蒴果 (さくか) のからのついたままの茎。
ごまがらじゃくり【胡麻幹決り】
柱などの表面に、縦に並べて彫りつけた溝。また、その細工。
ごまぎ【胡麻木】
レンプクソウ科の落葉小高木。日本特産で、本州以西の山野に自生。高さ2〜5メートル。葉は長楕円形で、もむとゴマのにおいがする。5月ごろ、白い小花を密につける。ごまき。
ごまぎ【護摩木】
1 護摩修法のとき、火炉に投じて燃やす木。乾燥した木を段々に切った壇木 (だんもく) と、生木である乳木 (にゅうもく) の2種がある。 2 《護摩で燃やすところから》ヌルデの別名。
ごまさば【胡麻鯖】
1 スズキ目サバ科の海水魚。全長約50センチ。マサバに似るが、腹部に小黒点が多数ある。太平洋の暖海に分布。 2 サバの刺身を、たれとごまであえたもの。福岡の名物料理。