思案に余る
いくら考えても、よい考えが出てこない。思案に尽きる。「—・って友人に打ち明ける」
思案に落ちる
(多く打消しの語を伴って用いる)理解できる。合点がいく。「—・ちない事でもあって、一人で心労してゐると」〈人・娘節用・三〉
思案に暮れる
迷って考えが定まらない。「就職か進学か—・れる」
思案に沈む
深く考え込む。「将来を憂え—・む」
しあんがお【思案顔】
考えこんでいる顔つき。また、心配そうな顔。
シアンかカリウム【シアン化カリウム】
水酸化カリウムとシアン化水素の反応によって得られる、無色で潮解性のある粉末。水によく溶け、アルコールにも溶ける。水溶液は加水分解してアルカリ性を示す。猛毒で、致死量は0.15グラム。金・銀の冶金 (やきん) 、めっきなどに利用。化学式KCN 青化カリ。青酸カリ。
シアンかすいそ【シアン化水素】
メタンとアンモニアを触媒の存在下で反応させて得られる、揮発性の強い無色の液体。猛毒。水溶液をシアン化水素酸または青酸といい、微酸性。アクリロニトリルなどの有機合成に利用。化学式HCN 青化水素。
シアンかナトリウム【シアン化ナトリウム】
シアン化水素と水酸化ナトリウムの反応によって得られる、潮解性のある白色の結晶。水によく溶け、アルコールにも溶ける。猛毒。金・銀の冶金 (やきん) 、鋼の表面硬化、めっきなどに利用。化学式NaCN 青化ナトリウム。青酸ソーダ。
シアンかぶつ【シアン化物】
シアノ基-CNを含む化合物の総称。ふつう、金属と化合したものをいう。一般に強い毒性がある。青化物。
しあんてん【思案点】
⇒死点 (してん)