しほうじろ【四方白】
兜 (かぶと) の鉢の飾りの名。前後左右に白鑞 (しろめ) または銀を張ったもの。
しほうだな【四方棚】
⇒よほうだな
しほうちく【四方竹】
イネ科の竹。高さ5〜6メートル。茎はやや丸みのある四角柱で、根元の節からとげ状の気根を出す。中国の原産で、暖かい地方で観賞用に栽培。方竹。四角竹。
しほうどうぶつ【刺胞動物】
腔腸 (こうちょう) 動物の別名。
しほうどり【四方取り】
四方がみな平地で、敵の攻撃しやすい城。
しほうとりひき【司法取引】
刑事事件で、被告人側と検察官が交渉し、事件の処理について合意する制度。被告人が、容疑の一部や軽い罪を認めて有罪の答弁をしたり、捜査に協力したりする見返りに、訴因を減らしたり、求刑を軽くしたりする。 [補説]被疑者・被告人が自身の犯罪事実を認める「自己負罪型」と、他人の犯罪事実を解明するための供述や証言をする「捜査・公判協力型」があり、日本では、平成30年(2018)6月から、捜査・公判協力型の協議・合意制度が導入されている。
しほうながれ【四方流れ】
四方に傾斜している屋根。方形 (ほうぎょう) 造り・寄せ棟造りなどの屋根の類。
しほうぬき【四方貫】
四方差しの一。柱の四方に同じ大きさの貫を通す方法。
しほうねんど【司法年度】
司法事務の取り扱いについての年度。日本では、毎年1月1日から12月31日まで。
しほうはい【四方拝】
《近世は「しほうばい」とも》1月1日の早朝に行われる皇室祭祀 (さいし) 。天皇が清涼殿の東庭に出て、属星 (ぞくしょう) ・天地四方・山陵を拝し、五穀豊穣・天下太平を祈る。明治以降は神嘉殿で、皇大神宮・豊受大神宮・四方の神々を拝することに改められた。《季 新年》「—果ててや木々に風渡る/鳴雪」