小知は亡国の端
あさはかな知恵は国をほろぼすきっかけとなるということ。
小智は菩提の妨げ
小智のある者は、かえってそれが妨げとなり、悟りを開くことができない。
勝地定主無し
《白居易「遊雲居寺贈穆三十六地主」から》すばらしい景色にはきまった持ち主などないのであるから、好きなだけ眺めて楽しめばよい。
しょうちずく【承知尽く】
互いに承知のうえであること。納得ずく。
しょうちのすけ【承知之助】
承知しているということ、引き受けたということを人名になぞらえていう語。「おっと—だ」
しょうちのまく【承知の幕】
《江戸時代、役者の間で使われた語から》承知していること。「『あい、そんならざっとやらかしておくれ。垢はよらずといいよ』『おっと—さ』」〈滑・浮世風呂・三〉