じゆうしんどう【自由振動】
振動体に外力が作用しない、復元力のみによる振動。復元力がつり合いの位置からの変位に比例する場合、単振動になる。振動系に抵抗がある場合の減衰振動を含めることもある。
じゆうぼうえきけん【自由貿易圏】
⇒自由貿易地域1
じゆうぼうえきちいき【自由貿易地域】
1 関税や輸入数量制限などの貿易障壁を相互に撤廃した国や地域の集団。ASEAN自由貿易地域(AFTA)・北米自由貿易協定(NAFTA)・欧州経済領域(EEA)など。自由貿易圏。FTA(free trade area)。 2 外国から輸入した貨物を、通関手続きを経ることなく保管し、加工・製造・展示等を行うことができる一定の区域。貿易や外国企業の誘致を促進するために国が指定する。港湾や空港に隣接して設置され、域内に立地する企業は税制上の優遇措置などを受けることができる。輸出加工区(EPZ:export processing zone)、保税加工区(BPZ:bonded processing zone)、自由港(free port)などの名称で呼ばれるものもある。FTZ(free trade zone)。 [補説]日本では、沖縄県の那覇市に自由貿易地域、うるま市に特別自由貿易地域が設置されている。
じゆうかいとうほう【自由回答法】
アンケート調査で、質問だけを用意し、回答は自由に記入してもらう方法。→プリコード法
じゆうかへい【自由貨幣】
時間の経過とともに減価する貨幣。発行日が明記され、一定期間ごとに定められた率または額が減価し、それを補うために印紙を貼るなどして元の額面として使うことが求められる。他の財物は時間とともに価値が逓減するのに対し、インフレなどを除いて貨幣の価値が不変であることが貧富の差を拡大させるとして、ゲゼルが考案した。
じゆうしんけいしゅうまつ【自由神経終末】
刺激を受容するための特別な構造を持たない、神経線維の末端。髄鞘 (ずいしょう) が消失していて、痛覚・触覚・温度などの刺激を受容し脳に伝える。
じゆうひょうめん【自由表面】
液体と気体との境目となる界面。重力のみを受けて静止している場合、水平となる。
じゆうかくのうほうしき【自由格納方式】
⇒フリーロケーションシステム
じゆうしじょうしゅぎ【自由至上主義】
⇒リバタリアニズム
じゆうしじょうしゅぎしゃ【自由至上主義者】
⇒リバタリアン