せんいなんこつ【線維軟骨/繊維軟骨】
軟骨のうち、細胞間物質として膠原 (こうげん) 線維を特に多く含むもの。黄色味を帯び、椎間板・恥骨結合・関節包や、靭帯 (じんたい) や腱 (けん) が骨に結合する部分などにみられる。→硝子軟骨 →弾性軟骨
せんいきんつうしょう【線維筋痛症】
身体の広い範囲に慢性的な痛み起こる病気。筋肉や関節のこわばり・不眠・疲労感・過敏性腸症候群・片頭痛・記憶障害などの症状を伴うこともある。中高年の女性に多い。原因は不明。炎症はなく、検査で異常が見つからないことが多い。線維筋痛症候群。FM(fibromyalgia)。FMS(fibromyalgia syndrome)。
せんいりん【線維輪/繊維輪】
1 椎間板の外層を形成する繊維軟骨性の層状組織。コラーゲンを多く含み、髄核を同心円状に包む。 2 心臓の心房と心室の境界にある、輪状の結合組織。三尖弁・肺動脈弁・僧帽弁・大動脈弁の四つの弁を、それぞれ線維輪が取り囲んでいる。
せんいきんつうしょうこうぐん【線維筋痛症候群】
⇒線維筋痛症