立たむ月
次の月。来月。「—ばかりになんまかり帰るべきと言ひて」〈後撰・恋三・詞書〉
立っているものは親でも使え
急用のときは、だれでもよいからそばに立っている者を使え。
立つ鳥跡を濁さず
立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退きぎわのいさぎよいことのたとえ。飛ぶ鳥跡を濁さず。
立つより返事
人から呼ばれたら、立ち上がるよりも先に返事をすべきであるということ。
立てば歩めの親心
⇒這 (は) えば立て、立てば歩めの親心
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
美人の姿を形容する言葉。
辰巳天井
相場格言の一。干支 (えと) にちなんでその年の相場展開を言い表したもの。辰年と巳年は高値を付けるの意。→天井3 [補説]「午 (うま) 尻下がり、未 (ひつじ) 辛抱、申酉 (さるとり) 騒ぐ、戌 (いぬ) 笑い、亥 (い) 固まる、子 (ね) は繁栄(繁盛)、丑 (うし) 躓 (つまず) き、寅 (とら) 千里を走り、卯 (う) 跳ねる」と続く。