ちからご【力碁】
定石にとらわれず、乱戦を好み、自分の読みを頼りに打つ碁。また、その棋風。
ちからごえ【力声】
力を入れるときに発する声。えいえい声。「打つ波の音—、命限りと攻めあひしが」〈浄・浦島年代記〉
ちからこぶ【力瘤】
1 力をこめて腕を曲げるとき、二の腕の内側にできる筋肉の隆起。 2 力を入れて行うこと。熱心に尽力すること。「語学教育に—を入れる」
ちからしごと【力仕事】
特に体力を必要とする仕事。力作業。肉体労働。
ちからしね【税稲】
上代、税 (ぜい) として納めた稲。
ちからしば【力芝】
イネ科の多年草。原野・路傍に生え、高さ30〜80センチ。葉は線形。初秋、黒紫色で長い芒 (のぎ) のある小穂を密生し、円柱状の大きな穂をつくる。根が非常に強く、抜き取るのに力がいる。みちしば。
ちからしば【力柴】
ナギの別名。
ちからじまん【力自慢】
力の強さを自慢すること、また、その人。
ちからしょうぎ【力将棋】
定跡にとらわれず、自分の力量に頼って指す将棋。手 (て) 将棋。
ちからずく【力尽く】
1 持っている力を出しきって事にあたること。「—で成し遂げる」 2 腕力や権力によって強引に事を運ぶこと。「—で承知させる」