[動ア下一][文]つか・ふ[ハ下二]
  1. じゃまなものがあったり行きづまったりして、先へ進めない状態になる。とどこおる。「車が—・える」「言葉に—・える」「仕事が—・えている」

  1. 既に先の人が使っていて、ほかの人が使えない状態である。ふさがる。「電話が—・えている」

  1. (「痞える」とも書く)病気・悲しみ・心配などで胸がふさがった感じになる。「胸が—・えて物が食べられない」

  1. (「手をつかえる」の形で)礼として手を床につく。「手を—・え頭を下げて頼む」

  1. (「肩がつかえる」の形で)こる。しこる。

    1. 「いかう肩が—・へて来た」〈浄・歌祭文

[補説]「閊」は国字
[動ア下一][文]つか・ふ[ハ下二]
  1. 目上の人のそばにいて、その人に奉仕する。「師に—・える」「父母に—・える」

  1. 役所などの公的機関につとめる。官職に就く。「宮中に—・える」

  1. 神仏に奉仕する。「神に—・える身」

[動ア下一]《「使う」の可能動詞から》
  1. 有能で役に立つ。「補佐役として—・える人物

  1. 剣術などに秀でている。「—・える相手

出典:青空文庫

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