なんぶつむぎ【南部紬】
南部地方から産する紬。
なんぶてつびん【南部鉄瓶】
盛岡地方から産する良質の鉄瓶。
なんぶぬり【南部塗】
南部地方から産する漆器の総称。椀を中心に皿・折敷 (おしき) ・重箱などがある。内は朱漆塗り、外は黒漆塗りに色漆で草花などの絵をかき要所に金箔を押して装飾したもの。秀衡 (ひでひら) 塗・正法寺塗・浄法寺塗などの総称。
なんぶふじ【南部富士】
岩手山の異称。
なんぶよういちろう【南部陽一郎】
[1921〜2015]物理学者。東京の生まれ。昭和36年(1961)、自発的対称性の破れのしくみを発見。素粒子物理学の基礎を築き、量子色力学の分野でも業績を残した。昭和53年(1978)、文化勲章受章。平成20年(2008)、ノーベル物理学賞受賞。
なんぶうし【南部牛】
旧南部藩領で物資運搬のため飼われていた牛。春から秋まで放牧し、冬は畜舎で飼う夏山冬里方式で飼養された。 [補説]肉用牛の日本短角種は、明治期以降に日本在来種の南部牛と外国種のショートホーン種などを交配して改良したもの。
なんぶアフリカ【南部アフリカ】
アフリカ南部を占める地域。ボツワナ・ナミビア・南アフリカ共和国・エスワティニ・レソトからなる。大半をステップ気候が占めるが、南端のケープタウン周辺は地中海性気候がみられる。17世紀以降、イギリス・オランダ・ドイツなどが植民地争奪を繰り広げたが、現在は経済的に南アフリカ共和国の強い影響下にある。 [補説]アンゴラ・ザンビア・マラウイ・モザンビーク・ジンバブエ・コモロ・マダガスカル・モーリシャスを含める場合がある。
なんぶさけ【南部鮭】
南部地方でとれるサケ。なんぶしゃけ。
なんぶそしき【軟部組織】
⇒軟組織