においあぶら【匂い油】
髪などにつける香料入りの油。香油。化粧油。
においあらせいとう【匂あらせいとう】
アブラナ科の多年草。高さ約30センチ。春から夏、香りのある大形の黄・赤色などの花を総状につける。南ヨーロッパの原産で、日本には江戸末期に渡来。観賞用。ケイランサス。
においえんどう【匂豌豆】
スイートピーの別名。
においおどし【匂い威】
鎧 (よろい) の威の一。上方を濃く、下方をしだいに薄く威したもの。
においか【匂ひ香】
《「においが」とも》匂いと香り。香気。「梅の花折ればこぼれぬ我が袖に—移せ家づとにせむ」〈後撰・春上〉
においがみ【匂い紙】
1 香料などの匂いをつけた化粧紙。 2 ⇒ムイエット2
においざくら【匂桜】
1 桜の一品種。花は白色、八重で、香りがある。 2 香りのある花をつける桜。
においすみれ【匂菫】
スミレ科の多年草。高さ約15センチ。葉は根際から出て、心臓形。春、濃紫色の芳香のある花が咲く。南ヨーロッパ・西アジアの原産。観賞用。バイオレット。《季 春》
においだま【匂い玉】
玉の形をした匂い袋。匂いの玉。
においづけ【匂い付け】
連句の付合 (つけあい) 手法の一。前句と付句との間に気分・情趣の照応や調和をはかる付け方。特に、蕉風 (しょうふう) で用いられた。