ひがしまわり【東回り/東廻り】
ある地域の東側を回ること。また、地球を東に向かって回ること。「—でヨーロッパに行く」
ひがしまわりこうろ【東廻り航路】
江戸時代、東北・北陸の港と江戸とを結んだ幹線航路。当初は津軽海峡を経て太平洋沿岸を南下し、銚子から川船で利根川・江戸川を経て江戸に達したが、寛文11年(1671)河村瑞軒が房総半島を迂回 (うかい) して直接江戸に入る航路を開いた。東廻り海運。→西廻り航路
ひがしみなみ【東南】
東と南との中間の方角。とうなん。
ひがしむき【東向き】
東の方に向いていること。
ひがしヨーロッパ【東ヨーロッパ】
⇒東欧 (とうおう)
ひがしヨーロッパじかん【東ヨーロッパ時間】
⇒東部欧州標準時
ひがしヨーロッパひょうじゅんじ【東ヨーロッパ標準時】
⇒東部欧州標準時
ひがしローマていこく【東ローマ帝国】
395年、東西に分裂したローマ帝国の東半部、すなわちギリシャ・小アジア・シリア・エジプトを支配した帝国。都はコンスタンチノープル。ヘレニズム文化、キリスト教の融合した独特のビザンチン文化を生み出した。1453年、オスマン帝国に滅ぼされた。ビザンチン帝国。ビザンツ帝国。ギリシャ帝国。→西ローマ帝国
ひがしアジアアセアンけいざいけんきゅうセンター【東アジアASEAN経済研究センター】
東アジアにおける経済統合に関する研究・政策提言等を行う国際研究機関。日本の経済産業省やアジア経済研究所が主導して各国の研究機関と連携し、東アジアサミットでの承認を経て2008年に設立された。ASEAN諸国(10か国)と日本・中国・韓国・インド・ニュージーランド・オーストラリアの計16か国が参加する。ERIA(Economic Research Institute for ASEAN and East Asia)。
ひがしエルサレム【東エルサレム】
エルサレム東部、1947年の国連によるパレスチナ分割案によってパレスチナ人居住地とされた地区。嘆きの壁・聖墳墓教会・岩のドームなどがある旧市街を含み、1981年に「エルサレムの旧市街とその城壁群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。中東戦争以降イスラエルが実効支配しているが、パレスチナ暫定自治政府もパレスチナ人国家の首都としており対立している。→西エルサレム