ほうしょうあらた【宝生新】
⇒ほうしょうしん(宝生新)
ほうしょうくろう【宝生九郎】
能楽師。シテ方宝生流家元の芸名。16世知栄 (ともはる) [1837〜1917]が有名で、維新後の能楽復興に尽力。明治三名人の一人。
ほうしょうざ【宝生座】
大和猿楽四座の一。もと外山座 (とびざ) 。明治以降は宝生流という。
ほうしょうしん【宝生新】
[1870〜1944]能楽師。ワキ方下掛 (しもがかり) 宝生流10世宗家。名は「あらた」とも。東京の生まれ。明治・大正・昭和にわたって活躍、名人とうたわれた。
ほうしょうひ【報償費】
1 地方公共団体などの会計処理で使用される勘定科目の一つ。報償金・謝礼金・褒賞金・報奨金・賞賜金・買上金・賞金、および記念品等の物品購入代金の支払いなどを計上するために使用される。 2 内閣官房報償費(官房機密費)・外務省報償費(外交機密費)・捜査報償費などのこと。
ほうしょうりゅう【宝生流】
1 能のシテ方の流派の一。大和猿楽の外山座 (とびざ) の流れで、幕末までは宝生座といった。流祖は宝生蓮阿弥といわれるが未詳。 2 能のワキ方の流派の一。徳川家光の命で、春藤 (しゅんどう) 流の金春権七祐玄が宝生座付きとなって創流。2世新之丞のとき宝生を名のった。ワキ宝生。下掛 (しもがかり) 宝生流。 3 能の大鼓方の流派の一。宝生練三郎派ともいわれ、岡山を中心に活動していたが、昭和61年(1986)観世流となった。