ままこあつかい【継子扱い】
[名](スル)他の者と区別して仲間はずれにすること。「文壇で—される作家」
ままこいじめ【継子苛め】
継子をいじめること。
ままここんじょう【継子根性】
人になつきにくいひがんだ根性。
ままこざん【継子算】
⇒継子立 (ままこだ) て
ままこだて【継子立て】
碁石でする遊戯。黒白の石それぞれ15個ずつ、合計30個をなんらかの順序で円形に並べ、あらかじめ定められた場所にある石を起点として10番目にあたる石を取り除き、順次10番目の石を取っていって、最後に一つ残った石を勝ちとするもの。白・黒を、それぞれ先妻の子と後妻の子に見立てたところからいう。継子算。
ままこのしりぬぐい【継子の尻拭】
タデ科の一年草。野原に生える。茎はつる状に伸び、逆向きのとげで他に巻きつく。葉はほぼ三角形で、柄の基部に托葉がある。夏、小枝の先に、淡紅色の小花が集まってつく。
ままこばなし【継子話】
昔話の一系統で、継母の虐待による苦難を耐え忍んだ継子が最後に幸せになり、逆に継母とその実子とが不幸になるというもの。糠福米福・紅皿欠皿など多くの話が伝えられ、落窪物語などの文学作品にも取り入れられている。