むせいえいが【無声映画】
音声・音響を伴わない、画像だけの映画。サイレント映画。⇔発声映画。
むせいおん【無声音】
声帯の振動を伴わないで発する音。子音の[p][t][k][s][ts]など。母音も場合により無声になることがある。⇔有声音。
むせいか【無声化】
通常は有声である音が無声音になる現象。例えば、「来た」というときの母音iは無声化しやすい。
むせいが【無性芽】
植物体の組織の一部または細胞が繁殖するための器官で、母体から離れて新個体となるもの。狭義にはコケ植物のものをいい、ゼニゴケでは葉状体の表面にできる無性芽器の中につくられる。広義には、むかごなども含めていう。
むせいせいしょく【無性生殖】
性と関係のない生殖の様式。分裂・出芽・胞子形成・栄養生殖など。⇔有性生殖。
むせいせだい【無性世代】
世代交代を行う生物で、無性生殖を行う世代。核相が複相である時期。⇔有性世代。
むせいのし【無声の詩】
1 無韻の詩。 2 《黄庭堅「次韻子瞻子由題憩寂図」から》絵画のこと。
むせいほうでん【無声放電】
音の発生を伴わない放電の総称。コロナ放電、無電極放電など。