物は言いよう
同じことでも言い方によって、よくも悪くも印象が変わる。
物は考えよう
物事は考え方しだいで、よくも悪くも受け取ることができる。
物は相談
1 物事は相談してみるものである。人と相談すれば、思わぬ名案が浮かぶこともあるということ。 2 相談を持ち掛けるときなどに呼び掛ける言葉。「—だが、代わりに君が行ってはくれないか」
物は試し
物事はやってみなければ、その成否やよしあしはわからない。実際に試してみるのがよいということ。
物は使いよう
物は使い方ひとつで、役に立ったり立たなかったりするものである。
物は宜しき所有り材は施す所有り
《「韓非子」揚権から》物にはそれ相応の使い道がある。人材も、適した地位や仕事を与えなければ役に立たない。適材適所ということ。
物参る
1 食事を差し上げる。「女房八人—・る」〈栄花・初花〉 2 《「まいる」は「食う」の尊敬語》食事を召し上がる。「大将のおとどまかで、—・りなどするほどに」〈宇津保・内侍督〉
物も言いようで角が立つ
それほどでないことでも、その話し方によって、相手の感情を傷つけることがある。
物も覚えず
どうしてよいかわからない。正気でない。夢中である。「人の言ふままに—◦で歩み給ふ」〈源・玉鬘〉
物を言う
1 言葉を発する。話をする。「目は口ほどに—・う」 2 効果を発揮する。効き目がある。「最後は実力が—・う」