インドもん【インド門】
《India Gate》インド北部の都市デリーにある門。第一次大戦で戦死したインド人兵士の慰霊のため、パリのエトワール凱旋門をもとに設計され、1931年に完成。高さ42メートル。壁面に戦死者の名が刻まれている。 《Gateway of India》インド西部、マハラシュトラ州の都市ムンバイにある門。アラビア海に臨むムンバイ港に面する。英国統治時代の1911年にジョージ5世と王妃のインド訪問を記念して建設され、1924年に完成。玄武岩を用いたインド‐サラセン様式(英国のネオゴシック様式にムガル建築を採り入れた建築様式)の門であり、英国統治の象徴として知られる。
インドこうかだいがく【インド工科大学】
《Indian Institute of Technology》インドにある理工学系の国立大学。キャンパスは、ムンバイやデリーなど、インド各地にある。1951年に第1校であるカラグプル校が開校。世界有数の難関校として知られる。IIT。IITs。
インドようダイポールモードげんしょう【インド洋ダイポールモード現象】
⇒ダイポールモード現象
インドだいはんらん【インド大反乱】
1857年、インドで起きた英国東インド会社の傭兵(セポイsepoy)の反乱。農民も合流し、ムガル帝国の皇帝が指導者として擁立されたが、翌年にはほぼ鎮圧された。英政府はムガル帝国を廃絶させ、東インド会社を解散。インド帝国を樹立して直接支配に切り替えた。セポイの反乱。
インドていこく【インド帝国】
19世紀から20世紀にかけて、現在のインド・パキスタン・バングラデシュ・ミャンマーを支配した帝国。イギリス王がインド皇帝を兼務する同君連合だったが、事実上の植民地。インド大反乱がほぼ鎮圧された1858年、英政府がムガル帝国を廃し、東インド会社を解散させて直接統治を始めた。1947年にインド・パキスタンが独立して終焉。英領インド。英印。
インドうちゅうけんきゅうきかん【インド宇宙研究機関】
⇒アイ‐エス‐アール‐オー(ISRO)
インドたいへいよう【インド太平洋】
アジア太平洋からインド洋を経て中東・アフリカに至る地域。その範囲は文脈によって異なるが、太平洋とインド洋を合わせた海域とその周辺の陸地や島 (とう) 嶼 (しょ) を指し、南北アメリカ大陸西岸、太平洋諸島、シベリア南端から東北・東・東南アジア、インド亜大陸、中東・アフリカ大陸東岸にかけての広い地域が含まれ得る。「—の経済連携を強化する」