ウラルアルタイごぞく【ウラルアルタイ語族】
《Ural-Altaic》ウラル語族とアルタイ諸語は同系統であろうという仮定に立った両者の総称。19世紀以来この説は繰り返されているが、まだ証明されるには至っていない。
ウラルがわ【ウラル川】
ウラル山脈南部に源を発し、カスピ海に注ぐ川。長さ2428キロ。
ウラルごぞく【ウラル語族】
スカンジナビア・中部ヨーロッパ・ロシア連邦などに分布する語族。フィン‐ウゴル語派とサモイェード語派とに大別され、前者にはフィンランド語・ハンガリー語などが含まれる。インド‐ヨーロッパ語族、あるいはアルタイ諸語との同系説があるが、証明されていない。
ウラルさんみゃく【ウラル山脈】
《Ural'skie gorï/Уральские горы》ロシア連邦西部を南北に走り、ヨーロッパとアジアとの境界をなす山脈。最高峰は北部にあるナロドナヤ山で標高1894メートル。石炭・石油・鉄・金・白金・ボーキサイトなど鉱物資源が豊富。