バイオインフォマティクス【bioinformatics】
コンピューターによる情報科学の手法を、広く生命現象の解明に応用する学問分野。ゲノム解析、たんぱく質の構造決定、創薬をはじめ、現代の医学・生物学の中で非常に重要な役割を担っている。生命情報科学。生命情報工学。
バイオこうぞくひん【バイオ後続品】
すでに販売されているバイオ医薬品と同等の品質・安全性・有効性をもち、先行医薬品とは異なる企業によって製造販売されるものをいう。一般的な医薬品の後続品であるジェネリック医薬品とは区別されている。バイオシミラー。
バイオサイクル【biocycle】
資源を循環利用する生産方式。収穫した生産物を商品化する過程で生じる栄養価のある副生物を、肥料として畑に戻すなどの例がある。
バイオシミラー【biosimilar】
⇒バイオ後続品
バイオマスはつでん【バイオマス発電】
植物や動物の排泄物などの有機物(バイオマス)をエネルギー源として利用する発電。バイオマスを直接燃焼して得られる熱で発電する方法と、バイオマスから得たガス(バイオガス)を利用して発電する方法がある。
バイオパイラシー【biopiracy】
生物資源の盗賊行為。主に先進国が途上国の豊かな生物資源や遺伝資源、古くから伝わる薬草などの伝統知識を利用し、医薬品や食品開発を通じて利益を独占する行為を指す。生物多様性条約では利益の公平な分配や還元が規定されている。
バイオクリーンベンチ【bio clean bench】
⇒クリーンベンチ
バイオダイバーシティー【biodiversity】
⇒生物多様性
バイオガスはつでんしょ【バイオガス発電所】
生ごみや家畜排泄物、汚泥などの有機性資源(バイオマス)を発酵させることによって発生するバイオガスを燃料とする発電所。
バイオマスシーシーエス【バイオマスCCS】
《CCSは、carbon capture and storage(炭素回収貯留)の略》バイオマスを利用して電気などのエネルギー生産を行い、その過程で排出された二酸化炭素を回収して地中や海底下に閉じ込める技術のこと。BECCS(bio-energy with carbon capture and storage)。バイオCCS。