プラハじょう【プラハ城】
《Pražský hrad》チェコの首都プラハにある城。9世紀半ばに建造され、14世紀のボヘミア王カレル1世(神聖ローマ皇帝カール4世)の時代に、ほぼ現在の姿になった。ボヘミア王や神聖ローマ皇帝の居城として使われ、現在は大統領府が置かれる。広大な敷地には、聖ビート大聖堂、聖イジー教会、国立美術館、王宮美術館などがある。1992年、「プラハ歴史地区」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。
プラハのオルロイ【Pražský orloj】
⇒プラハの天文時計
プラハのてんもんどけい【プラハの天文時計】
《Pražský orloj》チェコの首都プラハ中心部、旧市街広場の旧市庁舎にある中世の天文時計。1410年に時計職人ミクラーシュとカレル大学の数学教授ヤン=シンデルが製作。太陽と月の位置、日の出・日の入りの時刻を示すほか、毎正時に十二使徒の像が現れる。旧市街広場と旧市庁舎は1992年に「プラハ歴史地区」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。プラハのオルロイ。
プラハのはる【プラハの春】
チェコスロバキアで1968年の春から夏にかけて、新任のドプチェク党第一書記の下に一連の自由化政策がとられた状況をいう。8月に、ソ連・東欧軍の介入により弾圧された。
プラハこくみんげきじょう【プラハ国民劇場】
《Národní Divadlo》チェコ共和国の首都プラハにある劇場。新市街に位置する。1881年にネオルネサンス様式で建造。設計は同国の建築家ヨゼフ=ジートクによる。スメタナのオペラ「リブシェ」がこけら落としで上演された。プラハ国立劇場管弦楽団・合唱団が本拠を置く。