レモンイエロー【lemon yellow】
クロム酸バリウムまたはクロム酸ストロンチウムから作られる淡黄色の顔料。また、それから作られる絵の具やその色。
レモングラス【lemon grass】
イネ科の多年草。レモンに似た香りがあり、茎や葉からとる精油を石鹸 (せっけん) の香料にする。インドの原産で、マレーシア・マダガスカル島・ブラジルでも栽培。レモン草。
レモンすい【レモン水】
1 レモン油 (ゆ) 、あるいは合成香料やクエン酸を水に溶かした清涼飲料。 2 レモネードのこと。
レモンスカッシュ【lemon squash】
レモンの果汁に甘味をつけ、冷たいソーダ水で割った清涼飲料。
レモンティー【lemon tea】
レモンの薄い輪切りやレモン汁を入れた紅茶。
レモンバーム【lemon balm】
シソ科ハッカ属の芳香性植物。レモンの香りがある。葉をハーブティーや、サラダ・肉料理・ゼリーなどの風味づけに用いる。
レモンゆ【レモン油】
レモンの果皮から採った精油。食品・化粧品などの香料に使われる。
レモンのげんり【レモンの原理】
情報の非対称性が市場に及ぼす影響について論じたミクロ経済学の理論。中古車市場で、外見からはわからない欠陥車(レモン)と優良車(ピーチ)が混在していると、買い手が高い金額で欠陥車を買うことを恐れ、欠陥車に相当する金額しか払わなくなるため、市場に優良車を出す売り手がいなくなる。売り手・買い手の情報格差が原因で、質の悪い商品しか市場に出回らなくなる「逆選択」が起きるという理論。
レモンき【レモン忌】
1 高村光太郎の妻、智恵子の忌日。10月5日。智恵子の臨終をうたった光太郎の詩「レモン哀歌」にちなむ。 2 (檸檬忌)梶井基次郎の忌日。3月24日。作品「檸檬」にちなむ。
レモンしじょう【レモン市場】
欠陥品(不良品)が横行する市場。「レモンの原理」がはたらいている市場をいう。→レモンの原理