一揖(いちゆう)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・魚容は一揖して、「何せどうも、身は軽くして泥滓を離れたのですからなあ。叱らないで下さいよ。」とつい口癖になっているので、余計な一言を附加えた。「存じて居ります。」と雌の烏は落ちついて、「ずいぶんいままで、御苦労をなさいましたそうですから・・・
太宰治
「竹青」
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・・・二人の子供の助手も、両手を拱いたまま私に一揖しました。私も全く嬉しかったんです。ニュウファウンドランド島の青ぞらの下で、この叮重な東洋風の礼を受けたのです。 陳氏は云いました。「さあ、もう一発やりますよ。あとは式がすんでからです。今・・・
宮沢賢治
「ビジテリアン大祭」
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