じょうわんこつ【上腕骨】
上肢骨のうち、肩からひじまでの管状骨。上部は肩甲骨と肩関節をつくり、下部は前腕骨と肘 (ちゅう) 関節をつくる。上膊骨 (じょうはくこつ) 。
じょうわんさんとうきん【上腕三頭筋】
上腕の後ろ側の大きな筋肉。肩甲骨・上腕骨・尺骨についており、肘 (ちゅう) 関節を伸展させ、手関節を内転および伸展させる。トライセプス(triceps)。
じょうわんにとうきん【上腕二頭筋】
上腕の前側の大きな筋肉。肩甲骨と橈骨 (とうこつ) とについており、肘 (ちゅう) 関節を屈曲させ、力こぶとなり、また手を外旋させる。
じょうわんこつじょうかえん【上腕骨上顆炎】
⇒テニス肘
じょうわんどうみゃく【上腕動脈】
鎖骨下動脈・腋窩動脈から続く動脈。上腕二頭筋の内側を下行し、肘窩で尺骨動脈と橈骨動脈に分かれる。血圧の測定に用いられる。
じょうわんじょうみゃく【上腕静脈】
上腕動脈の両側を走る、2本で一対の静脈。上腕の血液を集める。尺骨静脈と橈骨静脈の合流点から起こり、大円筋の下縁付近で腋窩静脈となる。