上裳/褶/表裳(うわも)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・二つの溪の間へ楔子のように立っている山と、前方を屏風のように塞いでいる山との間には、一つの溪をその上流へかけて十二単衣のような山褶が交互に重なっていた。そしてその涯には一本の巨大な枯木をその巓に持っている、そしてそのためにことさら感情を高め・・・
梶井基次郎
「蒼穹」
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・・・足褶 「アツイ」海「ツリ」突出。すなわち海中に突き出る義か。安和 「アパ」入口。または海上より見た河口。阿波国名もあるいは同じか。五百蔵 「イウォロ」山。斗賀野 「ツク」上方に拡がる「ヌ平原丘。四万十川 「シ」甚だ。「マ・・・
寺田寅彦
「土佐の地名」
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