下手に付く
人よりも下の立場に身を置く。「婦人 (おんな) はいつも—・いて」〈鏡花・化銀杏〉
下手に出る
相手に対してへりくだった態度で接する。「こっちが—◦出ればいい気になって」
したてだしなげ【下手出し投げ】
相撲のきまり手の一。相手の前まわしを浅く下手に取り、反対側の足を大きく後方に引いて半身に開き、自分のあごで相手の首か肩を下に押しつけ、前方に投げ倒す。
したてなげ【下手投げ】
1 相撲のきまり手の一。差し手でまわしを取り、相手を引きつけて投げる技。 2 野球で、アンダースローのこと。
したてひねり【下手捻り】
相撲のきまり手の一。まわしを取った下手で、引くようにしてひねり倒す技。上手投げとの合わせ技。
したてまわし【下手回し】
1 相撲で、下手で相手のまわしをつかむこと。また、そのまわし。 2 帆船の運用法の一。逆風帆走の際に、帆と舵 (かじ) の操作で船首を風下側に回し、風を受ける舷 (げん) を変えて針路を変更すること。