ちゅうかんいっち【中間一致】
文字列を検索する手法の一。部分一致で、前方一致でも後方一致でもないもの。
ちゅうかんいっちこうげき【中間一致攻撃】
《meet-in-the-middle attack》コンピューターネットワークなどで、多段階に暗号化されたデータを解読する手法の一。悪意ある攻撃者が平文 (ひらぶん) と最終的な暗号文をもっている場合、まず任意の暗号鍵で総当たり的に中間段階の暗号文を作成する。加えて最終的な暗号文から中間段階の暗号文を作成し、二つの暗号文を比較することで、暗号鍵を見つけだす。
ちゅうかんえんげき【中間演劇】
新派俳優の井上正夫が提唱した、新劇と新派劇との中間をゆく演劇。新劇の芸術性と新派劇の大衆性とを兼ね備えた新しい劇をめざしたもの。現在では、新劇と大衆演劇との中間に位置する演劇をいう。
ちゅうかんかいきゅう【中間階級】
中間層を階級としていった言葉。中産階級。→中間層
ちゅうかんかんりしょく【中間管理職】
⇒ミドルマネージメント
ちゅうかんけん【中間圏】
大気圏の区分の一。成層圏と熱圏との間を占め、高度約50キロから90キロまでの大気層。気温は高さとともに下降する。
ちゅうかんげんご【中間言語】
《intermediate language》コンピューターで、機械語とプログラミング言語の中間的な言語。Java (ジャバ) 言語のバイトコードなどがある。中間コード。
ちゅうかんさくしゅ【中間搾取】
賃金支払者と労働者との間に介在し、賃金の一部を横取りすること。
ちゅうかんざっしゅ【中間雑種】
両親の形質の中間を示す雑種。対立遺伝子に優劣のないときに現れる。オシロイバナで、赤い花と白い花との第一代雑種が桃色となるなど。
ちゅうかんし【中間子】
スピンが整数で、強い相互作用をもつ素粒子。π (パイ) 中間子・K中間子・η (エータ) 中間子など約100種が発見されている。メソン。