こうつうもう【交通網】
各種の交通機関が発達して、網の目のように縦横に通じていること。「—の発達」
こうつうろ【交通路】
交通のための道。道路・水路・航空路・通信施設などにもいう。
こうつうバリアフリーほう【交通バリアフリー法】
《「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」の通称》高齢者・身体障害者が公共交通機関を利用して移動する際の利便性・安全性を向上させるために、駅などの施設や車両および周辺の道路・広場などのバリアフリー化を一体的に推進することを定めた法律。平成12年(2000)施行。平成18年(2006)、同法とハートビル法を統合したバリアフリー新法が施行された。
こうつうけいアイシーカード【交通系ICカード】
JR会社や私鉄をはじめとする公共交通機関各社が独自に発行する非接触型ICカードの総称。 [補説]それぞれ利用エリアが限定され利便性に欠けていたが、平成25年(2013)3月23日より、北海道圏のキタカ、首都圏のスイカ・パスモ、名古屋圏のトイカ・マナカ、近畿圏のイコカ・ピタパ、九州圏のスゴカ・ニモカ・はやかけんの全国10カードが相互利用サービスを開始した。ただし、首都圏のスイカとパスモ、九州圏のスゴカとはやかけん以外は、原則的にエリアをまたいでの利用ができないままとなっている。
こうつうぶ【交通部】
警視庁や道府県警察本部の部署の一。交通犯罪の捜査や事故処理、交通安全活動、運転免許業務などを行う。 [補説]警察庁交通局が各都道府県警の交通部を統括する。また、各警察署には交通課がある。
こうつうかがくはくぶつかん【交通科学博物館】
大阪府大阪市港区にあった博物館。蒸気機関車やリニアモーターカーなどの鉄道車両を中心とした交通関連の収蔵品・資料を展示。昭和37年(1962)開館、平成26年(2014)閉館。展示品の一部は京都鉄道博物館に引き継がれた。
こうつうしゅだん【交通手段】
交通のための手だて。ある場所から別の場所へ移動するための乗り物をいう。「会場までの—には電車とバスがある」
こうつうかんしききそしりょうかつようシステム【交通鑑識基礎資料活用システム】
過去のひき逃げ事件や交通事故に関する捜査資料をもとに、タイヤの痕跡や車の種類・型式などの情報をデータベース化した警視庁の検索システム。平成27年(2015)運用開始。通称、K3 (ケースリー) システム。
こうつうけいむしょ【交通刑務所】
重大な交通事故を起こしたり悪質な交通違反を犯して懲役または禁錮の刑に処せられた人を収容する矯正施設の通称。市原刑務所(千葉県)や加古川刑務所(兵庫県)がこれにあたる。
こうつうどうとく【交通道徳】
交通機関、特に自動車・電車などの運輸施設を利用するうえで守るべき道徳や礼儀。交通マナー。