じんこうボーナス【人口ボーナス】
一国の人口構成で、子供と老人が少なく、生産年齢人口が多い状態。豊富な労働力で高度の経済成長が可能。多産多死社会から少産少子社会へ変わる過程で現れる。→人口オーナス
じんこうみつど【人口密度】
ある地域の単位面積当たりの人口数の割合。一般に1平方キロメートル当たりの人口で表す。
じんこうもんだい【人口問題】
社会の存続や発展にとって、支障をもたらす恐れのあるような人口の質的、量的変化。
じんこうがく【人口学】
社会を構成する人の数とその増減、性別年齢別等の構造、経済との関係などを研究する学問。人口統計学。デモグラフィー。
じんこうカバーりつ【人口カバー率】
《service coverage ratio》携帯電話などの通信事業において、サービス利用可能地域の人口の合計が全人口に占める割合を、百分率で表した値。総務省の定義によれば、該当する市区の役所や町村の役場周辺で利用可能な場合、その地域全体の定住人口すべてが利用可能であるとみなされる。→面積カバー率
じんこうどうたいちょうさ【人口動態調査】
人口動態統計を作成するために、厚生労働省が毎月行う基幹統計調査。市町村に提出される出生・死亡・死産・婚姻・離婚の届出をもとに集計する。全数調査。明治5年(1872)に始まり、明治32年(1899)に近代的な統計調査として確立した。
じんこうしゅうちゅうちく【人口集中地区】
⇒ディー‐アイ‐ディー(DID)
じんこうとうけいがく【人口統計学】
⇒人口学
じんこうばくはつ【人口爆発】
人口が爆発的に増加すること。主に第二次大戦後の世界的な人口増加、とりわけ1960年代以降の発展途上国における急激な人口増加をいう場合が多い。
じんこうピラミッド【人口ピラミッド】
ある地域の人口を年齢別の棒グラフとし、低年齢を下に、高年齢を上にして並べた図。男女を左右に振り分けて示すことが多く、一般的な社会では全体がピラミッド形になる。 [補説]日本の人口ピラミッドは近年、出生率低下により、上下がすぼみ中ほどがふくらんだ形となっている。